写トレースV2.3 外部仕様 機能編 ver.1.0
 【目次】

機能編
1. メニューバー

1.1 ファイル
1.1.1 新規作成
1.1.2 ファイルを開く
1.1.3 上書きして保存
1.1.4 名前を付けて保存
1.1.5 終了
1.2 編集
1.2.1 見出し編集
1.2.2 見出し一括編集
1.2.3 削除
1.2.4 上に移動
1.2.5 下に移動
1.2.6 すべて選択
1.3 キャプチャー
1.3.1 キャプチャの開始
1.3.2 キャプチャの終了
1.4 ツール
1.4.1 HTML出力
1.4.1.1 出力先
1.4.1.2 ファイル名
1.4.1.3 タイトル名
1.4.1.4 1ページに表示する行数
1.4.1.5 1行の項目数
1.4.1.6 目次分割
1.4.1.7 出力先フォルダに画像ファイルをコピーしない
1.4.1.8 表紙作成
1.4.1.9 項目番号表示
1.4.1.10 1レコードのレイアウト
1.4.1.10.1 レイアウト1
1.4.1.10.2 レイアウト2
1.4.1.10.3 レイアウト3
1.4.1.10.4 レイアウト4
1.4.1.10.5 レイアウト5
1.4.1.11 背景色
1.4.1.12 枠色
1.4.1.13 イメージエリアの幅
1.4.1.14 説明エリアの幅
1.4.1.15 拡大画像リンク
1.4.1.16 説明文中のHTMLタグを有効にする
1.4.2.1 保存ファイル
1.4.2.1.1 ファイル名規則
1.4.2.1.2 ファイル名開始番号
1.4.2.1.3 ファイル名最大番号
1.4.2.1.4 ファイル名の番号に0をつける
1.4.2.1.5 保存先フォルダ名
1.4.2.1.6 アクティブウィンドウキャプチャーでスクリーン外の扱い
1.4.2.2 履歴リスト
1.4.2.2.1 デフォルトコメント
1.4.2.2.2 履歴の自動保存
1.4.2.2.3 リスト項目削除時に画像ファイルは削除しない
1.4.2.2.4 アプリケーション関連付け
1.4.2.3 ファイル形式
1.4.2.3.1 画像形式
1.4.2.3.2 圧縮率
1.4.2.4 フォント
1.4.2.4.1 全体
1.4.2.4.2 履歴ウィンドウ
1.5 ヘルプ
1.5.1 目次
1.5.2 検索
1.5.3 キーワード
1.5.4 バージョン情報
1.5.5 ユーザ登録
2. 画面操作
2.1 見出し編集

2.1.1 見出し編集内容
2.2 画像を開く
2.3 外部画像の取り込み
3. ツールバー
3.1 新規作成

3.2 ファイルを開く
3.3 ファイル保存
3.4 見出し一括編集
3.5 行削除
3.6 上に移動
3.7 下に移動
3.8 キャプチャー開始/終了
3.9 レポート(HTML)出力
4. ショートカットメニュー
4.1 説明文登録

4.2 説明文編集
4.3 見出し編集
4.4 見出し一括編集
4.5 上に移動
4.6 下に移動
4.7 項目削除
4.8 イメージ情報を開く

機能編
1. メニューバー
ウィンドウのタイトルバーの直下のバーで、写トレースの各機能をメニューバーから実行するためのもの。
複数の機能(サブメニュー)を表示する。
サブメニューを選択することによって、写トレースの各機能を実行できる。


1.1 ファイル
写トレースのトレースファイル(CSV形式)の制御に関する機能

【新規作成】
  新規でトレースファイルを作成する(CSV形式)

【ファイルを開く】
  既存のトレースファイルを開く(CSV形式)

【上書き保存】
  作業中のトレースファイル(CSV形式)を上書き保存する

【名前をつけて保存】
  作業中のトレースファイルを別名で保存する

【終了】
  写トレースを終了する

1.1.1 新規作成
新規でトレース情報を画面上に開く

1)現在編集中のトレース情報があればこれを閉じた後、新たに空の状態となる。
 ・現在編集中のトレースデータが「変更有・未保存」状態(メモリ内データ≠フアイル内データ)の場合、
  「変更を保存しますか?」メッセージを表示し、
   ・保存するで、  メモリ→ファイル書き込み
   ・保存しないで、 メモリデータ廃棄
   ・キャンセルで、 何もしないで以前の編集状態に戻る

2)新規トレース情報操作状態をキャプチャOFFからスタートする

  a)トレース情報
    メモリ上、追加・変更・削除可能状態。 初期0件データ

   a-1)逐次自動(メモリ→ファイル)保存モードの場合→?
      画像キャプチャで行が追加された時のみ自動保存で行い、
      画像キャプチャの直後は通常の編集状態になる
      行の編集は自動保存しないので保存を促すメッセージを表示後、通常の編集状態となる     

   a-2)手動保存モードの場合、通常の編集状態となる

  b)キャプチャー
   b-1)標準フォルダモード(トレース情報と同じフォルダにキャプチャ画像を保存)の場合
      名前を付けて保存実行により標準出力先フォルダーが確定するまで、キャプチャー開始を拒否する。

   b-2)指定フォルダモード(トレース情報と別のフォルダをキャプチャ画像保存先として指定)の場合
      キャプチャ画像を(c指定フォルダに)セーブし、改めて「トレース情報の名前をつけて保存」催促
     メッセージを出す。

  c)トレースファイル保存先フォルダ(選択前)
   c-1)初期状態(写トレースインストール時)では写トレースと同じフォルダに設定されている

   c-2)2回目以降は前回使用したフォルダに設定されている


  d)外部画像の取り込み
   トレース編集ビューに外部画像をドラッグした場合、トレースファイルを保存していなくても
   トレース編集ビュー上のリストを追加する(メモリ上)。

   d-1)標準フォルダモード(トレース情報と同じフォルダにキャプチャ画像を保存)の場合
      前回使用したフォルダに画像ファイルのコピーを保存し、トレース編集ビューのリストを行を追加する。
      保存を促すメッセージは出ない

   d-2)指定フォルダモード(トレース情報と別のフォルダをキャプチャ画像保存先として指定)の場合
      指定したフォルダに画像ファイルのコピーを保存し、トレース編集ビューのリストに行を追加する。
      保存を促すメッセージは出ない
      

1.1.2 ファイルを開く
【ファイルを開く】既存のトレースファイルを開く

  ファイルを開くダイアログを表示し、ファイル名を選択できるようにする。
  前回使用(トレースファイルの保存、もしくはファイルを開くを実行)したフォルダの表示からスタートする。

 a)作業中のトレースファイルが変更され、未保存の場合
   "履歴が変更されています 変更を保存しますか?"とメッセージを出して保存を促す
    
   ファイルを保存する  現在作業中のトレースファイルを保存してファイルを開くダイアログを表示する
             (メモリ→ファイルに保存)
   
   ファイルを保存しない 現在作業中のトレースファイルを保存しないでファイルを開くダイアログを表示する
             (メモリの破棄)

   キャンセル      何もしないで作業画面に戻る

 b)キャプチャの状態
   キャプチャの状態にかかわらずファイルを開くダイアログを表示する

   a)ファイルを開く前の作業状態がキャプチャ監視中の場合
     選択したファイルをキャプチャ監視中(キャプチャON)のまま開く

   b)ファイルを開く前の作業状態がキャプチャ停止中の場合
     選択したファイルをキャプチャ停止中(キャプチャOFF)で開く
     

 

1.1.3 上書きして保存
【上書き保存】
作業中のトレースファイルを上書き保存する
 キャプチャの状態にかかわらず保存が可能。保存後もキャプチャの状態は変わらない

 a)トレース情報の変更有り
  作業中のファイルが変更されている場合、トレースファイルを上書き保存する。
  メモリ→ファイル保存

 b)トレース情報の変更無し
  トレースファイルを上書きする必要がないので「上書き保存」サブメニューをグレー表示(選択できない)

 c)新規の場合
  トレースファイルを新規作成しファイル名が設定されていない場合は、上書き保存するファイルが設定されていないのでサブメニューをグレー表示にする(選択できない)


1.1.4 名前を付けて保存
【名前を付けて保存】
  作業中のトレースファイルを別名で保存する
  新規で作成したトレースファイルに名前を付けて保存する

  トレースファイルを保存するフォルダとファイル名を決定する
  (画像ファイルの保存先が履歴(トレースファイル)と同じに設定されている場合は、
   ここで指定されたフォルダが画像ファイルの保存先として使用される)

 a)トレースファイルの状態(変更の有無)
  a-1)作業中のファイルが変更されていない場合
     作業中のファイルを複製を新しいファイル名で保存する

  a-2)作業中のファイルが変更されている場合
     変更されたトレース情報をを別名のファイルで保存する

 b)同名のファイルが存在する場合
     "○○.csv"はすでに存在します。上書きしますか?"とメッセージを出し判断を促す

     はい 選択したファイルを変更分(現在の内容)で上書き保存する
     いいえ 保存しないでファイル名を指定するダイアログに戻る

 c)キャプチャの状態
    キャプチャの状態にかかわらず保存が可能。保存後もキャプチャの状態は変わらない

1.1.5 終了
【終了】
  写トレースを終了する。

  写トレースを終了する際にトレースファイルの保存状態をチェックし、
  トレース情報に変更があれば"履歴リストが変更されています。変更を保存しますか?"とメッセージを表示して保存を促す
 
 a)トレースファイルの変更の有無 
   ・はい    トレースファイルを変更分で上書き保存し、写トレースを終了する
   ・いいえ   トレースファイルを上書き保存しないで写トレースを終了する
   ・キャンセル ファイルの保存、写トレースの終了を止めて編集画面に戻る

 b)キャプチャの状態
   キャプチャの状態にかかわらずトレースを終了する

1.2 編集
トレース編集ビューの操作に関する機能

【見出し編集】
  トレース編集ビューで選択された1行の見出しを編集する

【見出し一括変換】
  トレース編集ビューで選択された複数行の見出しを一括で変換する

【削除】
  トレース編集ビューで選択された行を削除する(複数行を選択していれば一括削除)

【上に移動】
  トレース編集ビューで選択された行(1行のみ)を1段上に移動し、上の行と順番を入れ替える
  (複数行選択時は選択した一番上の行のみ移動する)

【下に移動】
  トレース編集ビューで選択された行(1行のみ)を1段下に移動し、下の行と順番を入れ替える

【すべて選択】
  トレース編集ビューのすべての行を選択する

1.2.1 見出し編集
トレース編集ビューで選択された行(1行)の見出しを編集する
   (この見出しは)レポート出力時の表紙の目次ラベル、各項目の見出しとして出力される
   HTMLのタグチェック(&タグ無効化)は行われない
   (HTMLタグを記述することにより文字装飾等ができる)

  行生成時に"見出し"に表示される文字列(初期値)は以下により決

   キャプチャ時は環境設定内容に従う
     ・「ウィンドウタイトル」指定時
        アクティブウィンドウをキャプチャした場合は(キャプチャ対象)ウィンドウタイトルの
       文字列を採用
        スクリーン全体をキャプチャした場合は"SCREEN"とする     
                 
     ・「指定文」指定時
        画像キャプチャ時に環境設定で指定された文字列を採用する

   外部画像をドロップ(取り込み)した場合
        画像の保存先が履歴(トレースファイル)と同じ時は、画像をドロップした(画像)ファイル名
        
        画像の保存先が指定フォルダになっている場合ドロップされた画像の保存先をフルパスで表示

   上記の内容であらかじめ表示されている内容を、ユーザーが変更したい場合に修正することが可能

   レポート出力時の表紙の目次ラベル、各項目の見出しとして出力される
   HTMLのタグチェックは行われない(タグ有効)


 見出しの内容の変更があった場合、トレース情報を変更有り・保存要状態となる
  a)ファイルの上書きを可能にする
   a-1)ツールバーの上書き保存ボタンを押下可能にし、ファイルの上書きを可能にする
   a-2)ファイルメニューの上書き保存サブメニューを選択可能にし、ファイルの上書きを可能にする

  b)上書き保存を促すメッセージを出す
     メッセージの内容
      "履歴リストが更新されています。変更を保存しますか?"

   b-1)新規作成を実行した場合は上書き保存を促すメッセージを出す
   b-2)ファイルを開くを選択した場合は上書き保存を促すメッセージを出す
   b-3)写トレース終了時に上書き保存を促すメッセージを開く

1.2.2 見出し一括編集
複数選択した行の見出しを一括で編集する機能
一括変換機能を使用するには、トレース編集ビュー上で1行〜複数行を選択する必要がある
トレース編集ビュー上の行が全く選択されていない場合、見出し一括変換機能はグレー表示になり実行不可

[編集手順] 
 1)トレース編集ビュー上で見出しを編集したい行を1行〜複数行選択し、
  見出し一括変換を実行すると編集ダイアログを開く

 2)編集ダイアログに文字列を入力し、
  ・OKボタンを押下すると、選択された行の見出し文を一括で置き換える
  ・キャンセルボタンを押下すると、ダイアログを閉じてトレース編集ビューに戻る(選択は解除されない)
 

1.2.3 削除
トレース編集ビュー上で選択した行(複数可)を削除する。

【削除が行える環境条件】
     1)トレース編集ビューで行を選択している状態で実行可能
     2)新規作成時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ファイルを新規作成した直後で、トレース編集ビューが空の状態の時

     3)行が選択されていない時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ビュー上の行が全く選択されていないとき

 a)画像ファイルの削除可否
  a-1) 削除可 
      環境設定の履歴リストタブで"リスト項目削除時に画像ファイルは削除しない"にチェックが入って
     いない場合は画像ファイルを削除する。
      ただし、画像ファイルが履歴(トレースファイル)と同じフォルダにない場合は
     "オリジナル画像は削除しません"メッセージを表示して削除しない。
      
  a-2)削除不可
      環境設定の履歴リストタブで"リスト項目削除時に画像ファイルは削除しない"にチェックが入って
     いる場合は画像ファイルを削除しない。

 b)説明文は削除しない
     行削除時に説明文を記述したテキストファイルは削除しない

 c)削除手順
     1)削除する行の選択
        トレース編集ビュー上の行を選択する(複数可)
        行が全く選択されていない場合は削除機能はグレー表示になり使用不可

     2)削除コマンドの実行
        選択した行(複数行可)を削除する 

 ※環境設定の履歴リストタブでリストの自動保存を選択時、行を削除しても自動保存されない

        

1.2.4 上に移動
トレース編集ビュー上で選択した行(1行のみ)を一段上に移動し、上の行と順番を入れ替える
(複数行選択時は選択した一番上の行のみ移動する)

【移動が行える環境】
     1)トレース編集ビューで行を選択している状態で実行可能

     2)新規作成時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ファイルを新規作成した直後で、トレース編集ビューが空の状態の時

     3)行が選択されていない時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ビュー上の行が全く選択されていないとき

 移動手順
     1)移動するする行の選択
        トレース編集ビュー上の行を選択する(複数選択(連続、スプリット両方)しても、
       移動できるのは一番上の行のみ)
        行が全く選択されていない場合は削除機能はグレー表示になり使用不可

     2)"上に移動"コマンドの実行
        選択した行を一段上に移動し、それまで上にあった行と順番を入れ替える

 ※環境設定の履歴リストタブでリストの自動保存を選択時、行を移動しても自動保存されない



        


1.2.5 下に移動
トレース編集ビュー上で選択した行(1行のみ)を一段下に移動し、下の行と順番を入れ替える
(複数行選択時は選択した一番上の行のみ移動する)

【移動が行える環境】
     1)トレース編集ビューで行を選択している状態で実行可能

     2)新規作成時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ファイルを新規作成した直後で、トレース編集ビューが空の状態の時

     3)行が選択されていない時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ビュー上の行が全く選択されていないとき

 移動手順
     1)移動するする行の選択
        トレース編集ビュー上の行を選択する(複数選択(連続、スプリット両方)しても、
       移動できるのは一番上の行のみ)
        行が全く選択されていない場合は削除機能はグレー表示になり使用不可

     2)"上に移動"コマンドの実行
        選択した行を一段下に移動し、それまで下にあった行と順番を入れ替える

 ※環境設定の履歴リストタブでリストの自動保存を選択時、行を移動しても自動保存されない

1.2.6 すべて選択
トレース編集ビュー上の行をすべて選択する

【全て選択が行える環境】
   1)トレース編集ビューで行が存在している時に実行可能

   2)新規作成時、グレー表示(実行不可)
     トレース編集ファイルを新規作成した直後で、トレース編集ビューが空の状態の時

   3)行が選択されている時は全選択を実行する

   4)任意の行の"見出し"を編集中の時
      編集中はそれ以外の行をグレー表示し、編集確定後に全選択

1.3 キャプチャー
ウィンドウキャプチャに関する機能

【開始】
  ウィンドウキャプチャのトリガーキーを有効にし、キャプチャ可能状態にする
  キャプチャ停止中に選択

【終了】
  ウィンドウキャプチャのトリガーキーを無効にし、キャプチャ停止状態にする
  キャプチャ監視中に選択


1.3.1 キャプチャの開始
【キャプチャの開始】
  画像キャプチャ停止中から画像をキャプチャするトリガーキーを有効にし、
画像をキャプチャを行うな状態にする

  a)トレースファイル名が確定している場合
   a-1)・画像の保存先がトレースファイルと同じフォルダの場合
     ・画面キャプチャ停止中から画面キャプチャするトリガーキーを有効にし、
       画面をキャプチャ可能な状態にする    
     ・トリガーキーが押下されたら画面をキャプチャし、
      見出しに設定された文字列、イメージ情報にファイル名(先頭に\マークをつける)、
      日付欄にキャプチャ時刻の入った行を1行作成する。
     ・キャプチャした画像はトレースファイルと同じフォルダに保存する。

     ・画像の保存先が指定されている場合
      キャプチャした画像を指定したフォルダに保存し、
      イメージ情報欄に保存先のパス名をフルパスで表示する 

  b)新規作成の場合(トレースファイル名未設定)
     ・キャプチャした画像の保存先フォルダが指定されている場合はトレースファイル名が未設定でも
       キャプチャ監視状態にする
      設定タブで設定されたトリガーキーで画面をキャプチャし、見出しに設定された文字列、
      イメージ情報にファイル名(フルパス)、日付欄にキャプチャ時刻の入った行を1行作成する。
      キャプチャした画像は指定したフォルダに保存する
      画像ファイル名保存ルールは環境設定画面の保存ファイル設定による
       → 画面編 2.1保存ファイル設定

     ・画像の保存先にトレースファイルと同じフォルダを指定した場合は以下のメッセージを表示し、
      OKボタンで画面に戻る。
      "キャプチャファイルの保存先が履歴と同じに設定されています。
      『ファイルを開く』か『名前を付けて保存』で履歴ファイル名を決めてから
      キャプチャーを開始してください。"

  c)キャプチャ監視中は画像の保存先変更不可

  d)画面キャプチャの状態は外部画像取り込みに影響しない
(キャプチャ停止中でも外部画像取り込みができてしまう)

  e)画面キャプチャ監視状態を解除する場合は"キャプチャの終了"を実行する

1.3.2 キャプチャの終了
【キャプチャの終了】

  画像キャプチャ監視中から画像をキャプチャするトリガーキーを無効にし、
 画像キャプチャを行わない状態にする

  画像保存先を変更するときにはキャプチャの終了を実行してキャプチャ停止中にする必要がある

  画像キャプチャの状態は外部画像取り込みに影響しない
  (キャプチャ停止中でも外部画像取り込みができてしまう)

  画像キャプチャ停止状態から監視状態に移行する場合はキャプチャの"開始"を実行する



  


     
     
  

1.4 ツール
レポート出力と環境設定に関する機能

【HTML出力】
  トレースファイルの内容でHTML形式のレポートを出力する設定を行う

【環境設定】
  保存ファイル(画像)、履歴リスト(トレースファイル)、ファイル形式(画像)、表示フォントに関する設定を行う

1.4.1 HTML出力
【レポート(HTML形式)出力設定】

  履歴データの内容をもとにHTML形式のレポートを出力するダイアログを開く

 [出力ファイル] 出力するHTMLファイルの設定

  出力先
HTMLファイルを出力するフォルダを絶対パスで表示する
    選択ボタンで出力先フォルダを選択するウィンドウを開く
    デフォルトでは写トレースをインストールしたフォルダになっている

  ファイル名
HTMLファイル名。ファイル名として使用可能な任意の文字列を入力
    デフォルト"report1"

  タイトル
レポートのウィンドウタイトルおよび表紙のタイトルとして表示される。
    デフォルト"レポート1"

  1ページに表示する行数
レポート印刷時に改ページ制御する項目の段数を指定する。デフォルト=5

  1行の項目数
1行(1段)に表示する項目数を指定する。1〜5まで。デフォルト=1

  目次分割
    表紙を出力する場合に目次を何列で表示するか指定する。1〜5まで。デフォルト=1

  出力先フォルダに画像をコピーしない
    レポート出力先に画像ファイルをコピーするか指定する。デフォルト=チェック無し(コピーする)

  表紙作成
    レポート出力時に表紙をつけるか指定する。デフォルト=チェック有り(表紙作成)

  項目番号表示
    レポート出力時に表紙の目次と各項目の見出し行に項目番号を表示するか指定する。
    デフォルト=チェック有り(項目番号を表示する)


 [1レコードのレイアウト] 1項目の出力レイアウトを設定する

  スタイル
    レポートの1項目のレイアウトを選択する。(5種類)
    
    レイアウト1 左:画像/右:説明
    レイアウト2 左:説明/右:画像
    レイアウト3 上:説明/下:画像
    レイアウト4 上:画像/下:説明
    レイアウト5 画像のみ(説明無し)

  イメージ
   スタイルで選択されたレイアウトの見本画像(ビットマップ)を表示する欄

  背景色
   レポート出力された項目内の背景色を指定する

  枠色
   レポート出力された項目の枠色を指定する

 [イメージエリアの幅] 表示する画像の幅を指定する
   1行1ページに表示する項目(画像)数に対応して適度な大きさを指定する必要がある。
   画像の縦/横比は変化させないので元画像サイズと本指定により縦は自動決定。

   指定無し
    ブラウザによる拡大縮小機能を使わずに表示する

   指定
    表示する画像の幅をピクセル値で指定する。
    ブラウザによる拡大縮小が行われるのでモニタでは表示が乱れることがある

 [説明エリアの幅] 説明文を表示するセルの幅を指定する

   指定無し
    入力された通りに表示する
    1行の文字列で一番長い文字列の幅に合わせて表示する(セル幅指定無し)

   指定
    指定されたピクセル値で説明文を改行して表示する

 [レイアウト] 補足・その他設定

   拡大画像リンク
    HTMLページで表示される画像に拡大画像リンクを貼るか指定する
    リンクにより、画像部クリックで画像の拡大表示windowを開く。

   説明文中のHTMLタグを有効にする
    説明文中にHTMLタグがある場合、HTMLタグを有効にするか指定する

1.4.1.1 出力先
【出力先】
  
 a)テキストエリア
  出力先のエリアにHTMLファイルを出力するフォルダをフルパスで表示する
  ・初回起動時は写トレースをインストールしたフォルダを表示
  ・2回目以降は前回出力したフォルダを表示

 b)フォルダの参照・ダイアログ
  選択ボタンを押下することで出力先フォルダを選択する"フォルダの参照"ダイアログを開く
  ・初回起動時は写トレースをインストールしたフォルダの階層を表示
  ・2回目以降は前回出力したフォルダの階層を表示

  出力先のフォルダを選択し、OKボタンを押下することで、
  HTML出力ダイアログの出力先テキストエリアに選択したフォルダをフルパスで表示する

  キャンセルボタンを押下すると出力先を変更せずにHTML出力ダイアログに戻る
  
  

1.4.1.2 ファイル名
▲画像は初期設定


【ファイル名】

 a)HTMLファイル(レポート)を出力するファイル名を付ける
  ファイル名は、入力されたテキスト+拡張子".htm"となる

 b)ファイル名テキストエリアには、
  ・初回起動時  "report1"と表示する
  ・2回目以降  前回保存したファイル名を表示する

 c)ダイアログ内ファイル名テキストエリア右側に
  "web利用の場合は半角英数字にしてください"と表示
  ホームページとして利用する場合はファイル名を半角英数にする必要があるため  

1.4.1.3 タイトル名
【タイトル名】

 出力するレポートのタイトル名を設定する

 ダイアログを開いた時の表示
   ・写トレースインストール時は"レポート1"と表示する
   ・2回目以降は前回使用したタイトル名を表示する
  
 レポート出力(wwwブラウザ閲覧時)
   ・レポートのウィンドウタイトル部分にタイトル名を表示
     印刷時は各ページの左上に印字される(IEデフォルト時)

   ・表紙にタイトル名を表示する
     HTML出力ダイアログで表紙作成を指定した場合、目次を含む表紙にタイトル名を表示する


1.4.1.4 1ページに表示する行数
【1ページに表示する行数】

 レポート印刷時、改ページの指示をする行数(段数)を設定する

  a)この項目で指定した行数でテーブル枠を閉じ、印刷時に改ページする(スタイルシート使用)
   (wwwブラウザで閲覧する際は繋がった状態=1ページ、ひとつのHTMLファイルになる)

  b)範囲 1から100までの整数

  c)ダイアログを開く時に表示する値 
     ・初期状態  5
     ・2回目以降 前回使用した数値

1.4.1.5 1行の項目数
【1行の項目数】

 レポート出力時に列端で折り返す項目数を設定する

  a)1行に表示する項目数。この項目数で列を折り返す

  b)範囲 1から5までの整数

  c)ダイアログを開く時に表示する値 
     ・初期状態  1
     ・2回目以降 前回使用した数値

1.4.1.6 目次分割
【目次分割】

 レポート出力時に表紙の目次を何列で表示するか指定する

  a)項目の総数を指定した数値で割り、上から下へ、左から右の順に各項目の見出しを表示する

  b)範囲 1から5までの整数

  c)ダイアログを開く時に表示する値 
     ・初期状態  1
     ・2回目以降 前回使用した数値

1.4.1.7 出力先フォルダに画像ファイルをコピーしない
【出力先フォルダに画像ファイルをコピーしない】

 レポート出力先のフォルダに画像ファイルをコピーするか設定する

  a)キャプチャ画像・外部取り込み(ドロップ)画像をレポート出力先フォルダにコピーする場合

   a-1)トレースファイル・イメージ情報に書かれた画像ファイルをレポート出力先にコピーする
     トレースファイル・イメージ情報には画像ファイルのパス名が記述されている
     途中で画像ファイル保存先のモードを切り替えても可

  b)画像ファイルををレポート出力先フォルダにコピーしない場合
       画像ファイルはコピーせず、HTMLファイルのみ出力する

  c)チェックボックスでON・OFFを選択 
     ON  出力先フォルダに画像ファイルをコピーしない
     OFF  出力先フォルダに画像ファイルをコピーする

  d)ダイアログを開く時に表示する値 
     ・初期状態  画像ファイルをコピーしない(OFF)
     ・2回目以降 前回使用した設定

1.4.1.8 表紙作成
【表紙作成】

 レポート出力時にタイトル+目次付きの表紙を作成するか設定する

  a)表紙の余白
    
      ・印刷時の綴じ代のため50ピクセル左側に余白をとる
      ( leftmargin="50px" スタイルシート使用、レポート全ページ共通)

      ・印刷時のバランスをとるため、上部の余白を改行でとる
      ( 改行タグ 6個 )

  b)タイトル
      
      表紙にタイトルを表示する(文字色=#000099 サイズ=5)

  c)目次ラベル

   c-1)項目番号付き

     項目番号(連番).各項目の"見出し"の内容をリスト化して一覧表示し、
     各項目の見出しにラベルをつけ、リンクを貼る。

   c-2)項目番号無し

     各項目の"見出し"の内容をリスト化して表紙に一覧表示し、
     各項目の見出しにラベルをつけ、リンクを貼る。

  d)表紙を作成しない時
       レポートに表紙を作成しないで本文から出力する

  e)チェックボックスでON・OFFを選択 
     ON  レポートの先頭にタイトル・目次付きの表紙を作成する
     OFF  レポートに表紙を作成しないで本文から出力する

  f)ダイアログを開く時に表示する値 
     ・初期状態  表紙を作成する(ON)
     ・2回目以降 前回使用した設定

1.4.1.9 項目番号表示
【項目番号表示】

 レポート出力時、表紙の目次と各項目の見出しに項目番号(連番)を表示するか選択する

  a)項目番号を連番で表示する

   a-1)項目番号付き

     項目番号(連番).各項目の"見出し"の内容をリスト化して一覧表示し、
     ラベルを貼ってリンクする。

   a-2)項目番号無し
     目次と各項目の見出しに番号を付加せず、ラベルだけ挿入する

  b)チェックボックスでON・OFFを選択 
     ON  項目番号を表示
     OFF  項目番号を表示しない

  f)ダイアログを開く時に表示する値 
     ・初期状態  項目番号を表示(ON)
     ・2回目以降 前回使用した設定

1.4.1.10 1レコードのレイアウト
【1レコードのレイアウト】

 レポート出力時に各項目のレイアウトを設定する
  (見出し、画像、説明文の組み合わせ)

  a)コンボボックスでスタイルを選択し、対応した参考ビットマップをイメージエリアに表示する

  b)ダイアログを開く時に表示する値 
     ・初期状態  レイアウト1 左:画像/右:説明
     ・2回目以降 前回使用した設定

1.4.1.10.1 レイアウト1
【レイアウト1 右:画像/左:説明文】

    [項目上段のセル]
     トレース編集ビューの"見出し"の内容を出力する

    [項目下段、左側のセル]
 トレース編集ビューの"イメージ情報"で設定した画像をイメージエリアの幅で
     指定したピクセル値に拡大縮小して表示する

    [項目下段、右側のセル]
     トレース編集ビューの"説明文"で設定したテキストファイルの内容を
     説明エリアの幅で指定したピクセル値の幅で折り返して表示する


    ※全項目を出力し、列端に満たない場合(余ったセル)は空のセルを出力する

1.4.1.10.2 レイアウト2
【レイアウト2】

    [項目上段のセル]
     トレース編集ビューの"見出し"の内容を出力する

    [項目下段、左側のセル]
     トレース編集ビューの"説明文"で設定したテキストファイルの内容を
     説明エリアの幅で指定したピクセル値の幅で折り返して表示する

    [項目下段、右側のセル]
 トレース編集ビューの"イメージ情報"で設定した画像をイメージエリアの幅で
     指定したピクセル値に拡大縮小して表示する


    ※全項目を出力し、列端に満たない場合(余ったセル)は空のセルを出力する

1.4.1.10.3 レイアウト3
【レイアウト3 上:説明文/下:画像】

    [項目上段のセル]
     トレース編集ビューの"見出し"の内容を出力する

    [項目中段のセル]
     トレース編集ビューの"説明文"で設定したテキストファイルの内容を
     説明エリアの幅で指定したピクセル値の幅で折り返して表示する

    [項目下段のセル]
 トレース編集ビューの"イメージ情報"で設定した画像をイメージエリアの幅で
     指定したピクセル値に拡大縮小して表示する


    ※全項目を出力し、列端に満たない場合(余ったセル)は空のセルを出力する

1.4.1.10.4 レイアウト4
【レイアウト4 上:画像/下:説明文】

    [項目上段のセル]
     トレース編集ビューの"見出し"の内容を出力する

    [項目中段のセル]
 トレース編集ビューの"イメージ情報"で設定した画像をイメージエリアの幅で
     指定したピクセル値に拡大縮小して表示する

    [項目下段のセル]
     トレース編集ビューの"説明文"で設定したテキストファイルの内容を
     説明エリアの幅で指定したピクセル値の幅で折り返して表示する



    ※全項目を出力し、列端に満たない場合(余ったセル)は空のセルを出力する

1.4.1.10.5 レイアウト5
【レイアウト5 画像のみ(説明文なし)】

レイアウト5を選択すると、説明文を出力しないので説明エリアの幅を指定する欄はグレー表示し、
   入力を受け付けない

    [項目上段のセル]
     トレース編集ビューの"見出し"の内容を出力する

    [項目下段のセル]
 トレース編集ビューの"イメージ情報"で設定した画像をイメージエリアの幅で
     指定したピクセル値に拡大縮小して表示する


    ※全項目を出力し、列端に満たない場合(余ったセル)は空のセルを出力する

1.4.1.11 背景色
【背景色】

 レポート出力時の項目セル内の背景色を指定する。

     背景色右側のボタン押下でカラーパレットを開き、
     選択された色を背景色左側の枠内に表示する

 a)ダイアログを開く時に表示する値 

     ・初期状態  背景色=15496704 
     ・2回目以降 前回使用した値

 b)レポート出力時の表示
     
     項目セル内の背景色を指定された背景色で表示する

c)レポート印刷時のIEのインターネットオプション
         →印刷→"背景の色とイメージを印刷する"

      ・チェックがある場合
        項目セル内の背景色を指定された背景色で表示する
     
      ・チェックがない場合
        項目セル内の背景色を印刷しない

1.4.1.12 枠色
【枠色】

 レポート出力時の項目セルの枠色を指定する。

     枠色右側のボタン押下でカラーパレットを開き、
     選択された色を背景色左側の枠内に表示する

 a)ダイアログを開く時に表示する値 

     ・初期状態  枠色=14286847
     ・2回目以降 前回使用した値

 b)レポート出力時の表示
     
     項目セル内の枠色を指定された色で表示する

c)レポート印刷時のIEのインターネットオプション
         →印刷→"背景の色とイメージを印刷する"

      ・チェックがある場合
        項目セルの枠色を指定された色で表示する
     
      ・チェックがない場合
        項目セルの枠を印刷しない

1.4.1.13 イメージエリアの幅
レポートに表示するイメージ画像の幅を指定する

  a)指定方法

    ・指定なし

      レポート出力時、画像の拡大縮小をしないで表示する
(元画像のサイズのまま表示する)

    ・指定 (ピクセル値)

      レポート出力時、画像を指定したピクセル値で拡大縮小して表示する
      画像そのものの解像度は変更しない(表示のみ、拡大縮小)
      縦横比は固定で、幅の縮率から縦のピクセル数を換算する

  b)ダイアログを開く時に表示する値 

     ・初期状態  指定あり 400pixel
     ・2回目以降 前回使用した値

1.4.1.14 説明エリアの幅
レポートに表示する説明文の幅を指定する

  a)指定方法

    ・指定なし

      レポート出力時、説明文を改行するまで折り返さずに表示する

    ・指定 (ピクセル値)

      レポート出力時、説明文を指定したピクセル値の枠内で、
      テキストを折り返して表示する


  b)ダイアログを開く時に表示する値 

     ・初期状態  指定あり 400pixel
     ・2回目以降 前回使用した値

1.4.1.15 拡大画像リンク
拡大画像リンク
  レポート出力時、項目内に表示する画像の直リンクを設定するか指定する。
  リンク先の画像は新しいウィンドウで開く

  a)拡大画像リンクのチェックあり(ON)

    a-1)オリジナル画像の幅が指定したピクセル値より大きい場合

        リンク先の画像をウィンドウサイズに合わせて拡大表示
        (オリジナル画像原寸まで拡大)

    a-2)オリジナル画像の幅が指定したピクセル値より小さい場合

        リンク先の画像をウィンドウサイズに合わせて縮小〜
         オリジナル画像原寸まで縮小表示

    a-3)オリジナル画像の幅が指定したピクセル値と同じ場合

        リンク先の画像をウィンドウサイズに合わせて縮小〜
         オリジナル画像原寸表示

   a)拡大画像リンクのチェック無し(OFF)

        レポート出力時にイメージ画像にリンクを貼らない
   
   c)ダイアログを開いた時の表示

     ・初期状態  チェック有り 拡大画像リンクを表示する
     ・2回目以降 前回使用した値

1.4.1.16 説明文中のHTMLタグを有効にする
説明文中のHTMLタグを有効にする

    説明文中にHTMLタグがある場合、HTMLタグを有効にするか指定する

   a)チェック有り HTMLタグ使用可
             入力したタグをHTMLタグとして反映する
             "<"や">"を入力したとおりに出力するので"< >"内は表示しない
             フォントタグで文字の大きさや色などを変更可能
             
   
     b)チェック無し HTMLタグ使用不可
             入力したタグをHTMLタグとして反映させないで文字として出力する
             

   c)ダイアログを開いた時の表示

     ・初期状態  チェック有り 入力したタグをHTMLタグとして反映する
     ・2回目以降 前回使用した値

1.4.2.1 保存ファイル
【保存ファイル設定】

 画像ファイルの保存に関する設定を行う。
 キャプチャー画像ファイル名を自動(採番)設定するルール。
 以下を設定するタブ
   ・ファイル名規則
   ・ファイル名開始番号
   ・ファイル名最大番号
   ・ファイル名の番号に0をつける
   ・保存先フォルダ名
   ・アクティブウィンドウキャプチャーでスクリーン外の扱い
   
   ・ファイル上書き確認
      保存する画像ファイルがすでにある場合、保存の確認を行うか
      どうか指定する。
      <font color=red>↑この機能は有効?</font>
      (機能未実装なので本画面上に表示しない属性化)

1.4.2.1.1 ファイル名規則
【ファイル名規則】

 a)画像ファイルの固定部分(前半)を指定する。(固定)
  
  キャプチャした画像のファイル名は
  
  「ファイル名規則」+「ファイル名開始番号」+「.拡張子」となる。
  
 b)ダイアログを開く時に表示する値 

     ・初期状態  ファイル名規則=AAA
     
     ・2回目以降 前回使用した値


1.4.2.1.2 ファイル名開始番号
【ファイル名開始番号】

 a)ファイル名規則で指定したファイル名の後ろに付加する番号の初期値を指定する。
  
  キャプチャするたびに前回使用した番号に1を足してファイル名とする。
 
 b)ダイアログを開く時に表示する値 

     ・初期状態  ファイル名開始番号=1
     
     ・2回目以降 前回使用した値+1

1.4.2.1.3 ファイル名最大番号
【ファイル名最大番号】

 a)ファイル名規則で指定したファイル名の後ろに付加する番号の最大値で、
  
  Maxは999999(6桁)。
 
 b)ダイアログを開く時に表示する値 

     ・初期状態  ファイル名最大番号=999999
     
     ・2回目以降 999999

1.4.2.1.4 ファイル名の番号に0をつける
【ファイル名の番号に0をつける】

 a)画像ファイル名の番号の頭に0を挿入するかしないかを指定。
 
 b)ダイアログを開く時に表示する値 

     ・初期状態  OFF
     
     ・2回目以降 前回同様
 
 b)「ファイル名の番号に0をつける」のチェックボックス

     ・チェックがある場合(ON)の例 
      
       ファイル名規則  "AAA"
       
       ファイル名開始番号 "1"  000001(計6桁)
      
       画像ファイル名=AAA000001.拡張子
       
     ・チェックがない場合(OFF)の例
       
       ファイル名規則  "AAA"
       
       ファイル名開始番号 "1"  1(桁数変動)
             
       画像ファイル名=AAA1.拡張子

1.4.2.1.5 保存先フォルダ名
【保存先フォルダ名】

 a)画像ファイルの保存先フォルダを指定する。
     
     ・初期状態  履歴と同じ
     
     ・2回目以降 前回同様

 b)指定を選択した場合
     
     キャプチャした画像を指定したフォルダに保存する。
     参照ボタンから、ツリーを表示させ、保存したいフォルダを
     指定する。
     

 c)履歴と同じを選択した場合
     
     履歴ファイルと同じフォルダに画像ファイルを保存する。

1.4.2.1.6 アクティブウィンドウキャプチャーでスクリーン外の扱い
【アクティブウィンドウキャプチャーでスクリーン外の扱い】

 a)アクティブウィンドウがスクリーンからはみ出している場合、
  切り取る/黒字で残す どちらかを指定する。
     
     ・初期状態  黒字で残す
     
     ・2回目以降 前回同様

 b)黒字で残すを指定した場合
  
   本来表示されるアクティブウィンドウの領域を保持し、
   画面に表示されない部分を黒で塗りつぶす。

 c)切り取るを指定した場合

   スクリーンに表示されているアクティブウィンドウの領域以外は
   切り捨てる。

1.4.2.2 履歴リスト
【履歴リスト(トレース選択)】

 トレース編集ビュー(csv)に関する設定を行う。
 以下を指定するタブ。
・デフォルトコメント(デフォルト見出し)
・履歴の自動保存
・履歴項目削除時に画像ファイルは削除しない
・アプリケーション関連付け


1.4.2.2.1 デフォルトコメント
【デフォルトコメント(デフォルト見出し)】

 a)見出し行に表示する文章のデフォルト設定
     
     ・初期状態  ウィンドウタイトル
     
     ・2回目以降 前回同様

 b)ウィンドウスタイルを指定した場合
     
     アクティブウィンドウキャプチャ時のウィンドウタイトルの内容を
     文字列で表示する。
     

 c)テキスト(指定文)を指定した場合
     
     入力された任意の文字列を見出し行に表示する。

 d)ただし、ドラッグ&ドロップされた外部画像はファイル名を表示する。

1.4.2.2.2 履歴の自動保存
【履歴の自動保存】

 a)履歴リストの編集結果をキャプチャするたびに
  自動でファイルを保存するか設定する。
     
     ・初期状態  しない
     
     ・2回目以降 前回同様

 b)「しない」を指定した場合
     
     ファイルメニューから保存操作を行うまで、
     もしくは終了時まで履歴リストを保存しない。

1.4.2.2.3 リスト項目削除時に画像ファイルは削除しない
【リスト項目削除時に画像ファイルは削除しない】

 a)履歴リストの行を削除する時、画像ファイルも一緒に削除するか
  設定する。
     
     ・初期状態  しない
     
     ・2回目以降 前回同様

 b)チェックを入れた場合
     
     履歴リストの行を削除しても、画像ファイルは削除されない。

 c)チェックを入れない場合
     
     ・履歴リストの行を削除すると、画像ファイルも一緒に削除される。

     ・ただし、ドラッグされた外部画像のコピー元(オリジナルファイル)は
      削除しない。

1.4.2.2.4 アプリケーション関連付け
【アプリケーションの関連付け】

 a)画像ファイル、テキストファイルを編集するためのアプリケーションを
  関連付ける。
     
     ・初期状態  画像ファイル: mspaint
            テキストファイル:notepad
     
     ・2回目以降 前回同様のアプリケーション

 b)画像ファイル
     
     Windows ペイントブラシなど(画像上に説明マークを記入等に利用)

 c)テキストファイル
     
     Windows メモ帳など(説明文の入力・修正に利用)

 d)選択ボタン
     
     アプリケーションEXEファイル名を指定するか、
     選択(Windowsの汎用フォルダ/ファイル選択メニュー)する。
     つまり、そのEXEがどこにあるかわかっている必要がある。

1.4.2.3 ファイル形式
【ファイル形式】

キャプチャした画像のファイル形式に関する設定を行う。
  画像ファイルの形式と圧縮率(JPEGの場合のみ)を指定する。
  
   ・画像形式
   ・圧縮率

1.4.2.3.1 画像形式
【画像形式】

 画像形式をどちらか選択
     
     ・JPEG(圧縮)
     
     ・BMP(非圧縮)

 

1.4.2.3.2 圧縮率
【圧縮率】

 程度を指示
 
  a)高圧縮
   
    低品質・ファイルサイズ小
   
  b)高品質
 
    低圧縮・ファイルサイズ大

1.4.2.4 フォント
【フォント】

  画面の表示フォントに関する設定を行う。
     

1.4.2.4.1 全体
【全体】

 a)操作画面のフォントを指定する。
     
    メインウィンドウの履歴データタブ、設定タブの文字設定。
    
    ・初期状態: MSゴシック 12
    
    ・2回目以降: 前回同様
    
 b)選択ボタンで、設定を変更する。
 
 c)HTML出力には関係なし。表示のみ。

1.4.2.4.2 履歴ウィンドウ
【履歴ウィンドウ】

 a)履歴リストに表示される文字のフォントを設定する。
    
    ・初期状態: MSゴシック 12
    
    ・2回目以降: 前回同様
    
 b)選択ボタンで、設定を変更する。
 
 c)HTML出力には関係なし。表示のみ。

1.5 ヘルプ
写トレースのヘルプとバージョン情報

【目次】
  写トレースのヘルプ(HTMLhelp)の目次タブをアクティブにした状態で表示する
  ヘルプの左側のウィンドウに目次を表示する

【検索】
  写トレースのヘルプ(HTMLhelp)の検索タブをアクティブにした状態で表示する
  テキストボックスにキーワードを入力することでhelpの全文検索が可能

【キーワード】
  写トレースのヘルプ(HTMLhelp)のキーワードタブをアクティブにした状態で表示する
  ヘルプの左側のウィンドウにキーワードをリスト表示する

【バージョン情報】
  写トレースのバージョンの確認と、とライセンス登録を行う




1.5.1 目次
ヘルプの目次を表示する(HTMLHelpの機能)


 単元ごとに階層構造を持ち、+記号をクリック又は単元をクリックすることで
 下の階層を表示する。

 目次の各項目をクリックすると、右側のウィンドウに詳細を表示する。

 
   【初期状態】HTMLHelpの (hhp)ファイルで設定したHTMLページを右側に表示する

1.5.2 検索
ヘルプ中のキーワードを検索する(HTMLHelpの機能)


 ユーザが入力したキーワードで写トレースヘルプの中の語句を検索する
 (フルテキストサーチ)
 
 1)キーワード入力欄に検索する語句を入力し、検索開始を押下すると
  下のエリアにトピックを表示する。

 2)トピックをクリックすると、右側のウィンドウに詳細を表示する。
 
  
  【画面の初期状態】
    
    左側に検索タブを表示する
    HTMLHelpの (hhp)ファイルで設定したHTMLページを右側に表示する

1.5.3 キーワード
【キーワード】
  写トレースのヘルプ(HTMLhelp)のキーワードタブをアクティブにした状態で表示する


  1)ヘルプの左側のウィンドウにキーワードをリスト表示する

    キーワードはhhkファイルに登録済のものを表示する

  2)キーワードを押下することで右側に詳細を表示する






1.5.4 バージョン情報
写トレースのバージョンを表示し、ユーザ登録を行うダイアログを表示する

  a)写トレースのバージョン

     写トレースU Version 2.3

  b)製作・販売元 webサイト

     2002 スリーティ株式会社
     https://www.progless.com

  c)ライセンスの状態

     初期状態  : * 試用中 *

     ユーザ登録後:" Licenced to: ユーザ名 "
     E-Mail   :" ユーザ登録で入力したメールアドレス"

  d)試用版の制限

     トレースする項目は最大5件まで
     ユーザ登録し、ライセンスキーを入力することで最大1000件まで登録可能になる

  e)ライセンスキーの取得方法
     
     webサイト:製品ライセンスご注文フォームで請求
     https://www.progless.com/soft/shatrace/form.htm

 ・1ユーザにつき1ライセンス
 ・支払方法:銀行振込・郵便振替


 ・前 金 入金が確認出来次第、メールにてライセンスキーを送付
 
   <振込先> 静岡銀行 磐田支店 (普通)0317190
        郵便振替口座 00840-1-45012
    名義  スリーティ

 ・注文後、銀行振込・郵便振替にて支払い手続きをする(その際の手数料はお客様の負担)
 ・振込が確認でき次第メールにてライセンスキーを送付する
 ・製品ライセンスは消費税込み価格
 ・ライセンスキーはその性質上、送信後のキャンセルや返品付加
 ・メールまたはFAXでも可



             

1.5.5 ユーザ登録

2. 画面操作
2.1 見出し編集
トレース編集ビューの見出し行をクリック&ドラッグすることで
見出しの編集が可能になる

編集メニューの[見出し編集]もしくはショートカットメニューの[見出し編集]でも編集が可能

2.1.1 見出し編集内容
トレース編集ビューで選択された行(1行)の見出しを編集する
   (この見出しは)レポート出力時の表紙の目次ラベル、各項目の見出しとして出力される
   HTMLのタグチェック(&タグ無効化)は行われない
   (HTMLタグを記述することにより文字装飾等ができる)

  行生成時に"見出し"に表示される文字列(初期値)は以下により決

   キャプチャ時は環境設定内容に従う
     ・「ウィンドウタイトル」指定時
        アクティブウィンドウをキャプチャした場合は(キャプチャ対象)ウィンドウタイトルの
       文字列を採用
        スクリーン全体をキャプチャした場合は"SCREEN"とする     
                 
     ・「指定文」指定時
        画像キャプチャ時に環境設定で指定された文字列を採用する

   外部画像をドロップ(取り込み)した場合
        画像の保存先が履歴(トレースファイル)と同じ時は、画像をドロップした(画像)ファイル名
        
        画像の保存先が指定フォルダになっている場合ドロップされた画像の保存先をフルパスで表示

   上記の内容であらかじめ表示されている内容を、ユーザーが変更したい場合に修正することが可能

   レポート出力時の表紙の目次ラベル、各項目の見出しとして出力される
   HTMLのタグチェックは行われない(タグ有効)


 見出しの内容の変更があった場合、トレース情報を変更有り・保存要状態となる
  a)ファイルの上書きを可能にする
   a-1)ツールバーの上書き保存ボタンを押下可能にし、ファイルの上書きを可能にする
   a-2)ファイルメニューの上書き保存サブメニューを選択可能にし、ファイルの上書きを可能にする

  b)上書き保存を促すメッセージを出す
     メッセージの内容
      "履歴リストが更新されています。変更を保存しますか?"

   b-1)新規作成を実行した場合は上書き保存を促すメッセージを出す
   b-2)ファイルを開くを選択した場合は上書き保存を促すメッセージを出す
   b-3)写トレース終了時に上書き保存を促すメッセージを開く

2.2 画像を開く
イメージ画像を編集するにはトレース編集ビューの行をダブルクリックするか、
ショートカットメニューの"イメージ情報を開く"を実行する

  環境設定の履歴リストタブのアプリケーション関連づけ"画像ファイル"欄で
  設定されたアプリケーションを起動し、編集可能状態にする

  <設定方法>
    選択ボタンを押下してファイル選択ダイアログを開き、
    目的のアプリケーションファイルを選択する(exeファイル)

  <画像ファイル展開アプリケーション>
     環境設定履歴リストタブで設定したアプリケーションを開く
     初期状態  mspaint(Windowsアクセサリ ペイント)

    

2.3 外部画像の取り込み
外部画像をトレースファイルに取り込む

   画像ファイルをトレース編集ビュー上にドラッグ&ドロップすると、

     a)標準フォルダモードの場合

       オリジナル画像の複製をトレースファイルと同じフォルダに保存し、
       トレース編集ビューのイメージ情報欄にファイル名(頭に\マークつき)を表示する

     b)指定フォルダモードの場合
  
       オリジナル画像の複製を指定したフォルダにコピーし、
       トレース編集ビューのイメージ情報欄にパス名を表示する(フルパス)
 
     c)保存先に同じファイル名が存在する場合

       "同じ名前のファイルがあります。上書きしますか? ファイル名 "
       と、上書き確認のメッセージを表示して、
  
        c-1)OK 画像を上書きして新しい行を追加する
        
        c-2)キャンセル ファイルのコピーをしないで編集画面に戻る(行を追加しない)

3. ツールバー
3.1 新規作成
新規でトレース情報を画面上に開く

1)現在編集中のトレース情報があればこれを閉じた後、新たに空の状態となる。
 ・現在編集中のトレースデータが「変更有・未保存」状態(メモリ内データ≠フアイル内データ)の場合、
  「変更を保存しますか?」メッセージを表示し、
   ・保存するで、  メモリ→ファイル書き込み
   ・保存しないで、 メモリデータ廃棄
   ・キャンセルで、 何もしないで以前の編集状態に戻る

2)新規トレース情報操作状態をキャプチャOFFからスタートする

  a)トレース情報
    メモリ上、追加・変更・削除可能状態。 初期0件データ

   a-1)逐次自動(メモリ→ファイル)保存モードの場合→?
      画像キャプチャで行が追加された時のみ自動保存で行い、
      画像キャプチャの直後は通常の編集状態になる
      行の編集は自動保存しないので保存を促すメッセージを表示後、通常の編集状態となる     

   a-2)手動保存モードの場合、通常の編集状態となる

  b)キャプチャー
   b-1)標準フォルダモード(トレース情報と同じフォルダにキャプチャ画像を保存)の場合
      名前を付けて保存実行により標準出力先フォルダーが確定するまで、キャプチャー開始を拒否する。

   b-2)指定フォルダモード(トレース情報と別のフォルダをキャプチャ画像保存先として指定)の場合
      キャプチャ画像を(c指定フォルダに)セーブし、改めて「トレース情報の名前をつけて保存」催促
     メッセージを出す。

  c)トレースファイル保存先フォルダ(選択前)
   c-1)初期状態(写トレースインストール時)では写トレースと同じフォルダに設定されている

   c-2)2回目以降は前回使用したフォルダに設定されている


  d)外部画像の取り込み
   トレース編集ビューに外部画像をドラッグした場合、トレースファイルを保存していなくても
   トレース編集ビュー上のリストを追加する(メモリ上)。

   d-1)標準フォルダモード(トレース情報と同じフォルダにキャプチャ画像を保存)の場合
      前回使用したフォルダに画像ファイルのコピーを保存し、トレース編集ビューのリストを行を追加する。
      保存を促すメッセージは出ない

   d-2)指定フォルダモード(トレース情報と別のフォルダをキャプチャ画像保存先として指定)の場合
      指定したフォルダに画像ファイルのコピーを保存し、トレース編集ビューのリストに行を追加する。
      保存を促すメッセージは出ない
      

3.2 ファイルを開く
【ファイルを開く】既存のトレースファイルを開く

  ファイルを開くダイアログを表示し、ファイル名を選択できるようにする。
  前回使用(トレースファイルの保存、もしくはファイルを開くを実行)したフォルダの表示からスタートする。

 a)作業中のトレースファイルが変更され、未保存の場合
   "履歴が変更されています 変更を保存しますか?"とメッセージを出して保存を促す
    
   ファイルを保存する  現在作業中のトレースファイルを保存してファイルを開くダイアログを表示する
             (メモリ→ファイルに保存)
   
   ファイルを保存しない 現在作業中のトレースファイルを保存しないでファイルを開くダイアログを表示する
             (メモリの破棄)

   キャンセル      何もしないで作業画面に戻る

 b)キャプチャの状態
   キャプチャの状態にかかわらずファイルを開くダイアログを表示する

   a)ファイルを開く前の作業状態がキャプチャ監視中の場合
     選択したファイルをキャプチャ監視中(キャプチャON)のまま開く

   b)ファイルを開く前の作業状態がキャプチャ停止中の場合
     選択したファイルをキャプチャ停止中(キャプチャOFF)で開く
     

 

3.3 ファイル保存
【上書き保存】
作業中のトレースファイルを上書き保存する
 キャプチャの状態にかかわらず保存が可能。保存後もキャプチャの状態は変わらない

 a)トレース情報の変更有り
  作業中のファイルが変更されている場合、トレースファイルを上書き保存する。
  メモリ→ファイル保存

 b)トレース情報の変更無し
  トレースファイルを上書きする必要がないので「上書き保存」サブメニューをグレー表示(選択できない)

 c)新規の場合
  トレースファイルを新規作成しファイル名が設定されていない場合は、上書き保存するファイルが設定されていないのでサブメニューをグレー表示にする(選択できない)


3.4 見出し一括編集
複数選択した行の見出しを一括で編集する機能
一括変換機能を使用するには、トレース編集ビュー上で1行〜複数行を選択する必要がある
トレース編集ビュー上の行が全く選択されていない場合、見出し一括変換機能はグレー表示になり実行不可

[編集手順] 
 1)トレース編集ビュー上で見出しを編集したい行を1行〜複数行選択し、
  見出し一括変換を実行すると編集ダイアログを開く

 2)編集ダイアログに文字列を入力し、
  ・OKボタンを押下すると、選択された行の見出し文を一括で置き換える
  ・キャンセルボタンを押下すると、ダイアログを閉じてトレース編集ビューに戻る(選択は解除されない)
 

3.5 行削除
トレース編集ビュー上で選択した行(複数可)を削除する。

【削除が行える環境条件】
     1)トレース編集ビューで行を選択している状態で実行可能
     2)新規作成時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ファイルを新規作成した直後で、トレース編集ビューが空の状態の時

     3)行が選択されていない時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ビュー上の行が全く選択されていないとき

 a)画像ファイルの削除可否
  a-1) 削除可 
      環境設定の履歴リストタブで"リスト項目削除時に画像ファイルは削除しない"にチェックが入って
     いない場合は画像ファイルを削除する。
      ただし、画像ファイルが履歴(トレースファイル)と同じフォルダにない場合は
     "オリジナル画像は削除しません"メッセージを表示して削除しない。
      
  a-2)削除不可
      環境設定の履歴リストタブで"リスト項目削除時に画像ファイルは削除しない"にチェックが入って
     いる場合は画像ファイルを削除しない。

 b)説明文は削除しない
     行削除時に説明文を記述したテキストファイルは削除しない

 c)削除手順
     1)削除する行の選択
        トレース編集ビュー上の行を選択する(複数可)
        行が全く選択されていない場合は削除機能はグレー表示になり使用不可

     2)削除コマンドの実行
        選択した行(複数行可)を削除する 

 ※環境設定の履歴リストタブでリストの自動保存を選択時、行を削除しても自動保存されない

        

3.6 上に移動
トレース編集ビュー上で選択した行(1行のみ)を一段上に移動し、上の行と順番を入れ替える
(複数行選択時は選択した一番上の行のみ移動する)

【移動が行える環境】
     1)トレース編集ビューで行を選択している状態で実行可能

     2)新規作成時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ファイルを新規作成した直後で、トレース編集ビューが空の状態の時

     3)行が選択されていない時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ビュー上の行が全く選択されていないとき

 移動手順
     1)移動するする行の選択
        トレース編集ビュー上の行を選択する(複数選択(連続、スプリット両方)しても、
       移動できるのは一番上の行のみ)
        行が全く選択されていない場合は削除機能はグレー表示になり使用不可

     2)"上に移動"コマンドの実行
        選択した行を一段上に移動し、それまで上にあった行と順番を入れ替える

 ※環境設定の履歴リストタブでリストの自動保存を選択時、行を移動しても自動保存されない



        


3.7 下に移動
トレース編集ビュー上で選択した行(1行のみ)を一段下に移動し、下の行と順番を入れ替える
(複数行選択時は選択した一番上の行のみ移動する)

【移動が行える環境】
     1)トレース編集ビューで行を選択している状態で実行可能

     2)新規作成時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ファイルを新規作成した直後で、トレース編集ビューが空の状態の時

     3)行が選択されていない時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ビュー上の行が全く選択されていないとき

 移動手順
     1)移動するする行の選択
        トレース編集ビュー上の行を選択する(複数選択(連続、スプリット両方)しても、
       移動できるのは一番上の行のみ)
        行が全く選択されていない場合は削除機能はグレー表示になり使用不可

     2)"上に移動"コマンドの実行
        選択した行を一段下に移動し、それまで下にあった行と順番を入れ替える

 ※環境設定の履歴リストタブでリストの自動保存を選択時、行を移動しても自動保存されない

3.8 キャプチャー開始/終了
【キャプチャの開始/終了】
  ウィンドウキャプチャの開始/終了の切り替えを行う

【キャプチャの開始】
  画像キャプチャ停止中から画像をキャプチャするトリガーキーを有効にし、
画像をキャプチャを行うな状態にする

  a)トレースファイル名が確定している場合
   a-1)・画像の保存先がトレースファイルと同じフォルダの場合
     ・画面キャプチャ停止中から画面キャプチャするトリガーキーを有効にし、
       画面をキャプチャ可能な状態にする    
     ・トリガーキーが押下されたら画面をキャプチャし、
      見出しに設定された文字列、イメージ情報にファイル名(先頭に\マークをつける)、
      日付欄にキャプチャ時刻の入った行を1行作成する。
     ・キャプチャした画像はトレースファイルと同じフォルダに保存する。

     ・画像の保存先が指定されている場合
      キャプチャした画像を指定したフォルダに保存し、
      イメージ情報欄に保存先のパス名をフルパスで表示する 

  b)新規作成の場合(トレースファイル名未設定)
     ・キャプチャした画像の保存先フォルダが指定されている場合はトレースファイル名が未設定でも
       キャプチャ監視状態にする
      設定タブで設定されたトリガーキーで画面をキャプチャし、見出しに設定された文字列、
      イメージ情報にファイル名(フルパス)、日付欄にキャプチャ時刻の入った行を1行作成する。
      キャプチャした画像は指定したフォルダに保存する
      画像ファイル名保存ルールは環境設定画面の保存ファイル設定による
       → 画面編 2.1保存ファイル設定

     ・画像の保存先にトレースファイルと同じフォルダを指定した場合は以下のメッセージを表示し、
      OKボタンで画面に戻る。
      "キャプチャファイルの保存先が履歴と同じに設定されています。
      『ファイルを開く』か『名前を付けて保存』で履歴ファイル名を決めてから
      キャプチャーを開始してください。"

  c)キャプチャ監視中は画像の保存先変更不可

  d)画面キャプチャの状態は外部画像取り込みに影響しない
(キャプチャ停止中でも外部画像取り込みができてしまう)

  e)画面キャプチャ監視状態を解除する場合は同じボタンを押下し、
  キャプチャの"開始"を実行する

【キャプチャの終了】

  画像キャプチャ監視中から画像をキャプチャするトリガーキーを無効にし、
 画像キャプチャを行わない状態にする

  画像保存先を変更するときにはキャプチャの終了を実行してキャプチャ停止中にする必要がある

  画像キャプチャの状態は外部画像取り込みに影響しない
  (キャプチャ停止中でも外部画像取り込みができてしまう)

  画像キャプチャ停止状態から監視状態に移行する場合は同じボタンを押下し、
  キャプチャの"開始"を実行する



  


     
     
  

3.9 レポート(HTML)出力
【レポート(HTML形式)出力設定】

  履歴データの内容をもとにHTML形式のレポートを出力するダイアログを開く

 [出力ファイル] 出力するHTMLファイルの設定

  出力先
HTMLファイルを出力するフォルダを絶対パスで表示する
    選択ボタンで出力先フォルダを選択するウィンドウを開く
    デフォルトでは写トレースをインストールしたフォルダになっている

  ファイル名
HTMLファイル名。ファイル名として使用可能な任意の文字列を入力
    デフォルト"report1"

  タイトル
レポートのウィンドウタイトルおよび表紙のタイトルとして表示される。
    デフォルト"レポート1"

  1ページに表示する行数
レポート印刷時に改ページ制御する項目の段数を指定する。デフォルト=5

  1行の項目数
1行(1段)に表示する項目数を指定する。1〜5まで。デフォルト=1

  目次分割
    表紙を出力する場合に目次を何列で表示するか指定する。1〜5まで。デフォルト=1

  出力先フォルダに画像をコピーしない
    レポート出力先に画像ファイルをコピーするか指定する。デフォルト=チェック無し(コピーする)

  表紙作成
    レポート出力時に表紙をつけるか指定する。デフォルト=チェック有り(表紙作成)

  項目番号表示
    レポート出力時に表紙の目次と各項目の見出し行に項目番号を表示するか指定する。
    デフォルト=チェック有り(項目番号を表示する)


 [1レコードのレイアウト] 1項目の出力レイアウトを設定する

  スタイル
    レポートの1項目のレイアウトを選択する。(5種類)
    
    レイアウト1 左:画像/右:説明
    レイアウト2 左:説明/右:画像
    レイアウト3 上:説明/下:画像
    レイアウト4 上:画像/下:説明
    レイアウト5 画像のみ(説明無し)

  イメージ
   スタイルで選択されたレイアウトの見本画像(ビットマップ)を表示する欄

  背景色
   レポート出力された項目内の背景色を指定する

  枠色
   レポート出力された項目の枠色を指定する

 [イメージエリアの幅] 表示する画像の幅を指定する
   1行1ページに表示する項目(画像)数に対応して適度な大きさを指定する必要がある。
   画像の縦/横比は変化させないので元画像サイズと本指定により縦は自動決定。

   指定無し
    ブラウザによる拡大縮小機能を使わずに表示する

   指定
    表示する画像の幅をピクセル値で指定する。
    ブラウザによる拡大縮小が行われるのでモニタでは表示が乱れることがある

 [説明エリアの幅] 説明文を表示するセルの幅を指定する

   指定無し
    入力された通りに表示する
    1行の文字列で一番長い文字列の幅に合わせて表示する(セル幅指定無し)

   指定
    指定されたピクセル値で説明文を改行して表示する

 [レイアウト] 補足・その他設定

   拡大画像リンク
    HTMLページで表示される画像に拡大画像リンクを貼るか指定する
    リンクにより、画像部クリックで画像の拡大表示windowを開く。

   説明文中のHTMLタグを有効にする
    説明文中にHTMLタグがある場合、HTMLタグを有効にするか指定する

4. ショートカットメニュー
4.1 説明文登録
説明文を入力するテキストファイル名を設定する

 【説明文の新規作成】

   説明文を入力するファイル名を設定し、テキストファイルを新規作成する

 【説明文の選択】

   リストボックスに表示されるテキストファイルを選択し、
   選択ボタンを押下することにより、トレースファイルに説明文テキストファイルを
   追加する

 【説明文の変更】

   リストボックスに表示されるテキストファイルの中から
   新規にリンクするファイルを選択し

4.2 説明文編集
選択した説明文(テキストファイル)に内容を入力する

  ・環境設定で関連付けしたアプリケーションを開き、
   テキストを編集する

  ・レポート出力時、改行は<br>タグに変換する

  ・レポート出力時に"<"や">"などの記号をHTMLタグとして認識するか設定可能


4.3 見出し編集
トレース編集ビューで選択された行(1行)の見出しを編集する
   (この見出しは)レポート出力時の表紙の目次ラベル、各項目の見出しとして出力される
   HTMLのタグチェック(&タグ無効化)は行われない
   (HTMLタグを記述することにより文字装飾等ができる)

  行生成時に"見出し"に表示される文字列(初期値)は以下により決

   キャプチャ時は環境設定内容に従う
     ・「ウィンドウタイトル」指定時
        アクティブウィンドウをキャプチャした場合は(キャプチャ対象)ウィンドウタイトルの
       文字列を採用
        スクリーン全体をキャプチャした場合は"SCREEN"とする     
                 
     ・「指定文」指定時
        画像キャプチャ時に環境設定で指定された文字列を採用する

   外部画像をドロップ(取り込み)した場合
        画像の保存先が履歴(トレースファイル)と同じ時は、画像をドロップした(画像)ファイル名
        
        画像の保存先が指定フォルダになっている場合ドロップされた画像の保存先をフルパスで表示

   上記の内容であらかじめ表示されている内容を、ユーザーが変更したい場合に修正することが可能

   レポート出力時の表紙の目次ラベル、各項目の見出しとして出力される
   HTMLのタグチェックは行われない(タグ有効)


 見出しの内容の変更があった場合、トレース情報を変更有り・保存要状態となる
  a)ファイルの上書きを可能にする
   a-1)ツールバーの上書き保存ボタンを押下可能にし、ファイルの上書きを可能にする
   a-2)ファイルメニューの上書き保存サブメニューを選択可能にし、ファイルの上書きを可能にする

  b)上書き保存を促すメッセージを出す
     メッセージの内容
      "履歴リストが更新されています。変更を保存しますか?"

   b-1)新規作成を実行した場合は上書き保存を促すメッセージを出す
   b-2)ファイルを開くを選択した場合は上書き保存を促すメッセージを出す
   b-3)写トレース終了時に上書き保存を促すメッセージを開く

4.4 見出し一括編集
複数選択した行の見出しを一括で編集する機能
一括変換機能を使用するには、トレース編集ビュー上で1行〜複数行を選択する必要がある
トレース編集ビュー上の行が全く選択されていない場合、見出し一括変換機能はグレー表示になり実行不可

[編集手順] 
 1)トレース編集ビュー上で見出しを編集したい行を1行〜複数行選択し、
  見出し一括変換を実行すると編集ダイアログを開く

 2)編集ダイアログに文字列を入力し、
  ・OKボタンを押下すると、選択された行の見出し文を一括で置き換える
  ・キャンセルボタンを押下すると、ダイアログを閉じてトレース編集ビューに戻る(選択は解除されない)
 

4.5 上に移動
トレース編集ビュー上で選択した行(1行のみ)を一段上に移動し、上の行と順番を入れ替える
(複数行選択時は選択した一番上の行のみ移動する)

【移動が行える環境】
     1)トレース編集ビューで行を選択している状態で実行可能

     2)新規作成時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ファイルを新規作成した直後で、トレース編集ビューが空の状態の時

     3)行が選択されていない時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ビュー上の行が全く選択されていないとき

 移動手順
     1)移動するする行の選択
        トレース編集ビュー上の行を選択する(複数選択(連続、スプリット両方)しても、
       移動できるのは一番上の行のみ)
        行が全く選択されていない場合は削除機能はグレー表示になり使用不可

     2)"上に移動"コマンドの実行
        選択した行を一段上に移動し、それまで上にあった行と順番を入れ替える

 ※環境設定の履歴リストタブでリストの自動保存を選択時、行を移動しても自動保存されない



        


4.6 下に移動
トレース編集ビュー上で選択した行(1行のみ)を一段下に移動し、下の行と順番を入れ替える
(複数行選択時は選択した一番上の行のみ移動する)

【移動が行える環境】
     1)トレース編集ビューで行を選択している状態で実行可能

     2)新規作成時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ファイルを新規作成した直後で、トレース編集ビューが空の状態の時

     3)行が選択されていない時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ビュー上の行が全く選択されていないとき

 移動手順
     1)移動するする行の選択
        トレース編集ビュー上の行を選択する(複数選択(連続、スプリット両方)しても、
       移動できるのは一番上の行のみ)
        行が全く選択されていない場合は削除機能はグレー表示になり使用不可

     2)"上に移動"コマンドの実行
        選択した行を一段下に移動し、それまで下にあった行と順番を入れ替える

 ※環境設定の履歴リストタブでリストの自動保存を選択時、行を移動しても自動保存されない

4.7 項目削除
トレース編集ビュー上で選択した行(複数可)を削除する。

【削除が行える環境条件】
     1)トレース編集ビューで行を選択している状態で実行可能
     2)新規作成時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ファイルを新規作成した直後で、トレース編集ビューが空の状態の時

     3)行が選択されていない時、グレー表示(実行不可)
        トレース編集ビュー上の行が全く選択されていないとき

 a)画像ファイルの削除可否
  a-1) 削除可 
      環境設定の履歴リストタブで"リスト項目削除時に画像ファイルは削除しない"にチェックが入って
     いない場合は画像ファイルを削除する。
      ただし、画像ファイルが履歴(トレースファイル)と同じフォルダにない場合は
     "オリジナル画像は削除しません"メッセージを表示して削除しない。
      
  a-2)削除不可
      環境設定の履歴リストタブで"リスト項目削除時に画像ファイルは削除しない"にチェックが入って
     いる場合は画像ファイルを削除しない。

 b)説明文は削除しない
     行削除時に説明文を記述したテキストファイルは削除しない

 c)削除手順
     1)削除する行の選択
        トレース編集ビュー上の行を選択する(複数可)
        行が全く選択されていない場合は削除機能はグレー表示になり使用不可

     2)削除コマンドの実行
        選択した行(複数行可)を削除する 

 ※環境設定の履歴リストタブでリストの自動保存を選択時、行を削除しても自動保存されない

        

4.8 イメージ情報を開く
イメージ画像を編集するにはトレース編集ビューの行をダブルクリックするか、
ショートカットメニューの"イメージ情報を開く"を実行する

  環境設定の履歴リストタブのアプリケーション関連づけ"画像ファイル"欄で
  設定されたアプリケーションを起動し、編集可能状態にする

  <設定方法>
    選択ボタンを押下してファイル選択ダイアログを開き、
    目的のアプリケーションファイルを選択する(exeファイル)

  <画像ファイル展開アプリケーション>
     環境設定履歴リストタブで設定したアプリケーションを開く
     初期状態  mspaint(Windowsアクセサリ ペイント)

    
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